マリー・ローランサン展へ。
 「パステル調の絵」という認識しか持っておらず、彼女の生い立ちや作風については予備知識もないまま行ってみました。

 パステル調といいつつも、使っている色数も多くなく、寂しげな表情の絵ばかり。絵って、メンタルな部分がすぐに出てくるんだな・・・。絵画は、明るい色調のわりには、暗い印象が残った。
 
 一方、舞台(バレエ)の美術を手がけている作品は、「なんとしても成功したい!」というような意気込みを感じさせる。
 図録には、ローラン・プティのバレエ作品の舞台美術も手がけたと書いてあり、時代が時代なら、画家としてよりも、舞台芸術で花がひらいた人なんではないかと。

 

同時開催で、たなか しん氏の絵本「げんきのないピエロ」展が開催中でした。
絵本の原画もじっくり拝見してききました。
子どもたちと一緒に「お面」制作中で忙しそうだったので、声を掛けずにかえりました。
作品の描き方を毎回かえて発表されているので、次作品も楽しみです。

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