滋賀県立近代美術館へ
「ブルーノ・ムナーリ展 あの手 この手」を観に行ってきました。

プロダクトデザインだけでなく、絵本の制作や子どものための美術教育もしていた人なので、発想のヒントになるのではないかと思っていました。

フォークをまげて、手になぞらえて表現したり、
紙をくり抜いて、洞窟のように表現したり、
トレーシングペーパーを霧のように表現したり・・・。
とぎすまされたように、シンプルな線と絵で表現されていて
余計な背景は一切かかれていないのも潔い。
日本のわびさびの世界観に近いですね。

ものを重ねてみたときに見える意外な視点や
影や手触り、いろいろな角度から本をつくることを
考えっていった結果なのですよね。

古本屋さんでみても、ムナーリの本は高いなと感じていたんですが、
美術館で今回のために復刊した絵本などは
「え!そんなにするんですか!」とびっくりするほど高かった。
他では手に入らないから、しかたがないか・・・。

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