映画「海洋天堂」を観てきました。
アクションスターのジェット・リーがアクションを封印して、ノーギャラで出演した作品。
余命わずかな父。
自閉症の息子。
母はすでに亡く、残された息子が自立して暮らせるようにと共に歩む日々。
撮影を担当したクリストファー・ドイルの映像の色が深いブルーで美しく、
それをみているだけで、心いやされ、そしてストーリーに感動。
「世界はひとつの家族である 」という、ジェット・リーのことばそのままの作品です。
結末はわかっている映画なのですよ。
でも、観る価値はある と思います。
水の中で泳ぐシーンや陸のうえでも、水中のなかにいるような色になっているので、
水のなかの場面をみると息苦しくなる人にはあまりむきません。