日頃、なかなか映画をみにいけないので
夏休み中にまとめて観に行くことにしました。

先日観たのは、「ちいさな哲学者たち」。

フランスの公立幼稚園で3歳児〜5歳児までの2年間の
「哲学のクラス」を撮影したドキュメンタリー映画です。

はじめは「将来、どんな大人になりたい?」と聞かれても

何も答えなかったこどもたちが、
どんどん、自分のあたまで考え、しゃべりはじめます。

ディベートではありません。

いろんな人の意見を聞いて、対話していく手法。

「リーダー」、「死」、「愛」、「自由」、「肌の色」などなど、

いろんな事を考え、話をしていきます。

どんどん、しゃべりはじめる女の子たちに

「おれの頭の中で、しゃべってるみたいに、がみがみ言うなよ。
だからって、女ってやつは・・・」と言いはじめる男の子がいたりして、
笑えました。

興味なさそうにしていた子どもたちが、どんどんいきいきしてきて、

「小学生になったら、哲学のクラスがなくなるのが不安」と話し始めたり、
哲学のクラス以外でも、子どもたち同士で砂場で死について話し合ったり、
子どもも一人の人間として、みていかなければならないと感じさせられる
映画でした。

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