伊丹市立美術館にて8月17日まで「こどものとも絵本原画展」を実施中です。

今日は、監修担当のK先生の講演もあるとのことで、行ってきましたよ。

前回、別の場所でやっていた「こどものともの原画展」をみたときも
「原画の位置がひくいよなー。」と思っていたのですが、今回もやはり低いのです。
これは、監修担当のK先生の考えでこのような配置になっているとのこと。
子どもの目線に原画の位置をあわせているのです。
そして、原画の上に、大きな文字でその原画の文章が展示されていて、
文字は大人が子どもに読むように工夫されているとのこと。
紹介されている作品の原画は、表紙も含めて全ページ展示されています。
これも「限られたスペースのときはしかたがないけど、原画は全ページ分展示するのが原則」とお話されていました。

私が子どものころ、すごく大好きだった、堀内誠一さんの原画もみることができました。

一昨年、講演会でお世話になった、絵本作家・田中清代さんの『トマトさん』の原画も再びみることができました。以前、ブラティスラバ世界絵本原画展で同じ原画をみたのですが、そのときは、原画の展示位置がすごく高くて、かなり遠目にみたのです。
今回は、腰をかがめながらではありますが、じっくり間近に見ることができて、「うわー、きれいな緑色なんだ~」と絵本とのちょっとした違いをみながら原画を楽しくみることができました。

館内には、展示されている作品のキャラクターを巨大パネルにしていて、子どもたちが、気軽に記念撮影できるスポットも用意しています。(原画展の室内では撮影禁止です)

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事