14日にNHK BSで放送されていたクレイアニメーション「ピーターと狼」。
これはすごい!
音楽に合わせて、人形が動きます。セリフは全くありませんが、
動きと表情と音楽だけでストーリーがわかるしくみ。
一瞬「これって人形だよね・・・」と画面を確認したぐらい、
表情がリアルで豊か。
クレイアニメって、一コマづつ人形を動かして撮影しての作業の連続だから、どれぐらいの時間がかかったんだろうか? と考えながらみていたら、
なんと制作期間「5年」だそうです。費用は3億円。
ずーとこればっかりしてきて、完成した時は、燃え尽き症候群になりそう。
よくよく調べると、アカデミー賞受賞作品なんですね。
こちら(公式サイト)で作品の一部がみることができます。
監督は女性で英国人、スージー・テンプルトン
制作は英国とポーランドの合作。
音楽はロシアのセルゲイ・プロコフィエフの交響的物語「ピーターと狼」。
もう、ヨーロッパ全体の協力でできた作品という感じもします。
32分の短編なんですが、もっと長い時間をみていたような気がするほど、密度の濃い作品でした。
日本でDVD売ってるのかな?