日本児童文学者協会関西センター主催の「〈冬の講座〉 ―紙芝居って、どうかくの?―」に
参加してきました。
クライアントから依頼された絵本を納品後に「紙芝居として上演したい」と連絡がくるようになりました。
もともと、絵本と紙芝居は、ツールとしても違うので、絵の描き方も「ことば」の表現方法も違う。
しかし、
「絵本としてつくったものは、紙芝居ではないので、それは困ります。」としか伝えられなく
説明に具体性が乏しく、説得力に欠ける部分があり、ズルズルそのまま、紙芝居として
上演されてしまうこともありました…。
今回、参加して勉強になりました!
自信をもって、「絵本をそのまま紙芝居にはできない」とはっきりと説明できるようになりました。
うちとしては、絵本→紙芝居への書きかえ提案まで、できればもっと良いと思うので、
紙芝居講座で、実作までやってもらえるとありがたいです。
絵本教室に参加されていた、Tさんも一緒に紙芝居講座に参加。
現在、Tさんは、防災の紙芝居を制作中とのことで、なかなか、ユニークな作品になりそうです。
大人も子ども一斉にみることができるので、
防災意識を高めるには、紙芝居は、よいツールだと思いますね。
Tさんにも、「大学で紙芝居のこと習わなかったのですか?」と聞かれたのですが、
学生時代には、紙芝居のことは、児童文化の一つのカテゴリーとしては
おそわりましたが、具体的に作るところまでは、しなかったな。
児童文学って、領域が広いんで、四年間だけでは、学びきれないことの方が
多かったと思います。