ちりめん本の世界

明治時代に発行されていた「ちりめん本」がネットで読むことができます。もちろん無料でみれます。
すべて手作りで文字や絵を木版に彫って和紙に刷った作品で、英語版、フランス語版、ドイツ語版、スペイン語版、ポルトガル語版などがあります。ほとんど、日本人にはなじみ深い作品ばかりなので、英文が読みづらくてもみているだけで楽しいです。
日本に来たときのお土産用に買っていった本なのでしょうか。

主に「日本昔噺」が多いのですが、グリム童話の「おおかみと七ひきの子ヤギ」が「八つ山羊」というタイトルで日本語に翻訳された作品が面白いですね。狼に食べられた子ヤギたちが出てくるシーンには、しかけがあります。でもちょっとグロテスク・・・。
Lafcadio Hearn の作品もあります。「The Goblin spider(化け蜘蛛)」の表紙の絵が怖い・・・。

それぞれの本は、絵だけでなく扉・奥付・文字の配置など全体的によく考えられた構成になっていて、絵本創作の参考になります。

一度、おひまな時にどうぞ読んでみてください。

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