本日は、楠さんとオカダさんと進行中の絵本の打ち合わせ。
キャラクターや絵本の構図について、相談しました。
今回の絵本は、印刷モノじゃないので、比較的自由に設定できるものの
逆にそれが、自由すぎて困るという感じ・・・。
その後、東急ハンズでやっている「活版印刷のワークショップ」で
カードをつくってきました。
しかし、ひともじ、ひともじ、文字をさがして組み込んでいく作業は
大変です。
印刷し終わった文字は、当然ながら、元の位置にもどすわけですから・・・。
文字組から活版印刷まで体験できます。
レトロな機械です。もうすでに製造はされていないそうです。
文字は、★ありがとう★ にしました。
しあがった、カードたち。
(「まいど、おおきに」にすればよかったなと・・・。)
台紙のポストカードも活版印刷で刷られたものですが、細かい線も表現できています。
絵の部分は、銅版画と同じ仕組みで制作しているとのことでした。
オカダさんは「ごきげんよう◎」で制作。
機械を横からみると、こんな感じ。
レバーを手前にひくと、インクのついたローラーが 回転して
版の上におりてくる。
これ考えた人、すごいね〜。
恒例? のガチャガチャで出てきた文字は、「木」でした。
ほぼ、左右対称文字。 「本」じゃなく、「木」。
いっぽんぬけているところが私らしい・・・。
いまは、パソコンで印刷物をくつってしまうので、
文字の校正や修正はたやすくなったものです。
私が会社に入社したときは、活版印刷はしなくなっていたけど、まだ、手動写植屋さんに印刷文字をお願いしていました。
写植が終わった状態の最終校正で、著者に「ここに文字入れてもいいかな〜」と言われたら、きっぱり
「文字が間違っているなら修正しますが、そうじゃない場合はダメです。お金がかかります」と断っていたな〜。
綿密に計算して仮版をつくっていたのも懐かしいです。 (歳ばれる・・・)
楠さんは、名刺をつくる相談をしていました。
私も、名刺がのこりあとわずかになっているから、刷らないといけない。
紙の持ち込みもオッケーとのことでしたので、
間伐材をつかった紙で名刺をつくりたいです!
名刺づくりの相談をしていたら、「息子の名刺やけど」とサンプルに名刺をいただきました。
活版体験の指導は、「工場見学もしてるから、来てね〜」と気さくにお話をしてくださるご夫婦で、楽しいワークショップでした。
紀伊国屋書店で、楠さんが連載中の「本の時間」5月号(毎日新聞社)をもらおうと寄ったのですが、探してもない!
定員さんに聞いたら
「17日に配付してるので、もうすでに、全部なくなりました」とのこと。
なくなるの早くない? ううううう。
小学館の「きらら」をもらってきました。