この間の絵本教室の作品講評クラスで
ちょっとした会話のなかで、戦後の児童文学史のカケラのような話題がでました。

大学(児童文学専攻)入学したら強制的に児童文学史は一年間学ぶ内容だったのですが、
えらい昔に習ったものなので、あらためて、当時のテキストをふり返って読んでみた。

みなさんに伝えていた内容は間違っておりませんでした。
ホッと安心。

ただ思ったことは、時代とともに、要求される作品の内容は
変化していくということ。

その変化に対応するのか、頑固に自分の作品をかえずにつらぬくのかは、作者自身のプライドの問題かもしれない。

こちらのサイトにも少しですが、児童文学の流れが紹介されています。

学科が設立して間もない頃に入学したものだから、
設立当初の先生方の影響をモロに受けている私は、
どちらかというと、「児童文学や絵本を文学の領域に高めたい」という意識が強いと思います。

なので、「児童文学=おとぎ話」とか「童話」という表現にひとまとめにされるのには強い拒否反応があるんです。

ファンタジーと「おとぎ話」はジャンルが違いますしね。
なので、ファンタジーとも判断できない
おとぎ話的な絵本創作作品には、批判的かも・・・。

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