よく、アミーニの絵本印刷依頼を検討されているお客様から
「書店配本はされないんですか?」と質問されます。

今のところ、少部数印刷の絵本を書店配本する予定はありません。

なぜか?

書店配本という仕組みに、私は非常に不信感を持っているからなのです。

小さな小さな出版社に務めていた頃、
編集者兼営業マンとして、新しく本が出版されると必ず書店に営業に行っていました。

あらかじめ、取次(本を流通させる問屋さん)から「配本した書店リスト」をもらって、本が置いてあるはずの書店に行くのですが・・・。
探せども探せども、新刊が置いていないこともしばしばあります。
配本して間もないのであれば、「お店の人も忙しいからね、しかたないよね」と思って、書店の倉庫にある届いてある本を店頭に並べたりしていました。

しかし、配本から2週間はたっているのに、店頭に並んでいない事もあるんです。

書店のスペースの問題で、新刊でも売れる本や話題の本じゃないと並べてくれない事もあるんですよね。
書店員さんの判断で、なぜか並べてくれない事もあるんですが・・・。

小さい出版社なので、配本も予約制にしているにもかかわらず、こんなことが続出するんですよ。
自費出版の本だったら、もっと、こんな事は日常茶飯事に起こっているはずなんですよ。

配本するのだって、経費はかかっているのにさ。
売れるかもしれない本が書店の倉庫に眠っているって、すごく悲しい。
そして、三ヶ月後には、荷ほどきもされないまま返品されてきたりすることも・・・。

こんなことがあるのに、お客様費用経費で配本するのは、ちょっとどうかと思うんですよね。

配本費用は次の作品の印刷代にすればいいと思うんですよ。
どこかで販売したい場合は、自分でブログを作ってみて販売したり、
アート系のイベントに参加して販売したりすると、
読者の意見もダイレクトに聞けるから、作品づくりの勉強にもなると
思うんですよ。

でも、顔のみえる範囲の書店配本なら、いいかもしれませんね。

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