福島県で飼っていた牛を泣く泣く処分しなければならない

人々の姿をニュースでみていて、

川村たかし先生が書かれた『山へいく牛』を思い出し、

久々に本をとりだしてみた。

 

タイトルになっている「山へいく牛」は、主人公・島子と父の別れと

母牛と子牛の別れを重ねて書いている作品で、

牛を大切に育てている人々の生活がかいまみえる作品です。

牛も別れが悲しくて泣くのです。

 

本をひらいてびっくりしたのは、

ページの欄外に、びっしりと児童文学の書き方について

指導を受けていた内容を書き込んでいたこと。

ノートじゃなくて、本に書き込んでたんですね。

 

なんとなく、先生から「本に書き込んでたら、

いつか本を読み返したときに、児童文学の書き方を思い出すから

欄外に必要なことは書き込んでおきなさい」と言われたような気もする・・・。

なぜ、本に書き込みをしたのかわすれちゃったな。

 

 

 

山へいく牛 (偕成社文庫 (3107))

川村たかし:著

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