自営業の私には、ボランティア休暇制度なるものは、ありませんが、

もし、あるなら積極的に取得したらいいと思うのです。

 

震災以降、ボランティア休暇制度を拡充する自治体や企業が多く

なっています。すごくいいと思います。

大阪は廃止してしまいました。残念ですね。

 

「公務員がボランティア休暇をとるなんてだめ。

税金でボランティアするなら、 もっと働け」という発想なのでしょう。

すごく、心がせまいな〜と思います。視野が狭いな〜。

 

被災地に足りないモノは、人・モノ・金です。

お金やモノは、義援金や支援物資という方法があるけど、

人は、被災地の人がお金を払って雇うか

他の地域からの無償ボランティアに頼るしかありません。

 

無償のボランティアは、期間も短く、人の入れ替わりも激しい。

仕事になれた頃に、現場を離れなければならない。

短期間で効率的に動いてもらうなら、現場のことをよく知っている

公務員が最適だと思うのです。

「被災地で雇用したらいいではないか」という意見もあるでしょうが、

人材のマッチングは、短期間には、うまくいかないものです。

 

公務員のなかには、看護士や医師、保健師、教師、警察、消防など

事務方もふくめてバラエティに富んだ人材がいます。

そんな方たちを、被災地以外の私たちの税金で

働きに行ってもらうシステム

それが、ボランティア休暇だと思えばいいじゃないですか。

 

自治体派遣で、仕事として被災地に行って

復旧作業にあたる公務員もいます。

でも、それだけでは、被災地に人は足りない。

ボランティア休暇を利用していってもらえば、

間接的に、私たちの税金を使って労働力の義援金をしていることになりますよね。

 

いいシステムだと思うのです。

 

公務員がボランティアに行ったら、自分たちの街がおろそかになると

考える人もいるかもしれません。

でも、被災地の復興を第一に考えたら、少しは我慢しても

いいのではないでしょうか?

 

しかも、被災地でボランティアしてきてもらえれば、

現場で必要なノウハウを得られます。

天災がおきてから、準備していたら、復興は遅くなります。

あらかじめ、ノウハウを蓄積して準備をすすめておけば、

復興も早くすすみます。何かあったときには役立つことがあるのです。

一石二鳥だと思うんですけどね。

 

 

 

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