本日、朝日カルチャークラス6回目。
『百年の家』、『つみきのいえ』を読んで、
時の流れをどう表現していくのかを考えてみました。
時間の流れは、絵では表現できません。
目に見えない「時間」は、子どもにはわかりにくい。
目に見えないものをいかに表現していくのか
絵本を書くうえでは、チャレンジしていかなければならないところ。
それ以外には、
プロットの書き方
ストーリーボードの書き方
物語を書くうえで気をつけなければならないこと
を説明。
「物語を書くうえで気をつけなければならないこと」は、
今日、説明する予定ではなかったのですが、
作品のあらすじを持ってきた受講生の作品が、
「物語を書くときに、やってはいけないこと」に
あてはまっていたので、少しだけ解説しました。
実際のところ、初めて作品を書く人に、
「あ、その書き方だったら、読者にはつたわらないよ」
と、指摘しても、意味が理解できていないと思うのです。
自由に好きなように書いてもらうのも、
カルチャーに参加する楽しみなのかもしれないです。
ただ、ずっと、間違った方向で作品を書いていては、
自己満足になってしまう。
「作品を書くなら、これだけは知っておいて欲しい」という
基本的な部分をお伝えしようと思っています。
いろいろな作品を読んでいくことによって、
理解が深まっていけばいいなと思います。
はやく作品を完成したい気持ちはわかるんですけどね。
基礎が理解できていないと、絵本として書き上げたとしても、
本当の完成ではないと思っています。