絵本教室、童話教室ともに1年のカリキュラムが修了しました。

絵本教室つく〜るクラスで製作した、「詩の絵本」製本作業は、10月5日に行います。

 

さて、この「詩の絵本」。有名な詩人の「ことば」に「絵」を描いていくというカリキュラム。

「なぜ、自分の作品を自由に描かせてもらえないんだ」と思われる方も多く

いらっしゃいます。

 

このカリキュラムは、絵本の仕事をしていくうえで、

とても重要なことを知ってもらうために行っています。

 

新人作家の場合、多くは、有名作家の絵をつけるという仕事からスタートします。

有名作家と新人をセット組にすることで、

出版社のリスクを回避するという意味もあります。

そして、新人を育てていくという出版社の姿勢もあります。

 

自分の考えた物語は、イメージしやすいです。

他者が考えた「ことば」から「想像をふくらませて」「絵を描く」作業は、簡単ではありません。

どんなことに気をつけていけばよいのか、

つく〜るクラスでは、アドバイスしています。

 

実際、仕事をお願いするときも、詩の絵本は、参考にしています。

 

書かれた「ことば」そのものを表現するだけでなく、

「ことば」から解き放たれ、奥行きのある絵本を描ける人を育てていきたいのです。

 

 

 

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