昨日で絵本教室の基礎クラスが終了しました。
2月からは実践クラスへと入ります。
実践クラスでは、作品に自分の個性や魂を入れる作業をして
もらいたいと思います。
今までは、表面上の手法を学んだだけ。
とはいっても、構図の考え方や文体の使い方とか言葉のセレクト能力などは、
まだ、足りない部分もあるので、どんどん書いて、修正しての
繰り返しをしてください。
作品をさらっと、うまくまとめていても、
作者の個性や思いがこめられていないと
編集者や読者に心ひびかないのです。
出版社によっては、あたりさわりのない作品を求めているケースも
あるでしょう。
でも、作者の思いのこもった作品をみると、
「この作品を世にださなくちゃ」と思うものです。
これは、自分の書きたいことを書く
ということとは、少し違うのです。
自分の感情や体験をさらけだすことに、
抵抗感がある人もいるかもしれない。
作家は、自分の経験した感情を表現することが職業でしょ。
だからそこ、共感がうまれ、ファンがつくのですよね。
さあ、恐れずに、自らの感情を解放してみましょう。