児童文学科の卒業生がこのブログを読みに来ているのか
わかりませんが、お知らせしておきます。

10月21日 三宅興子先生がお亡くなりになられました。
84歳とのこと。
ご家族で葬儀をすまされています。

2019年に開催した
川村たかし先生をしのぶ会では、
元気なお姿を拝見して
安心していたのですが。
とても残念です。

わたしが児童文学科に入学したのは、
川村たかし先生の講演会を
聞いたのが直接のきっかけでしたが
元々、欧米の児童文学を読むのが好きだったのもあります。

湿度の感じる日本の児童文学よりも
からっとした欧米の児童文学を好んで読んでいました。

ただ、子どもの頃の読み方は、平面的だったと思います。

大学に入って、いろんな角度から
作品を読み、分析し論じる楽しさを
教えてくださったのは、三宅先生でした。

厳しい授業も多かったのですが
低い壁ではなく高い壁を乗り越えての
達成感も感じることもできました。

三宅先生は、担当ゼミや院生の卒業生に
2年前まで毎年「ふくろう庵通信」を郵送されていて、
一度だけ、発送のお手伝いをしました。
とんでもない量の発送数で結婚して名前がかわったり、
引っ越しの住所管理も、大変な作業だっただろうに
マメな先生だったと思います。

先生、ありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。

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