『ふでばこから空』北川チハル・作 よしざわけいこ・絵(文研出版)
絵本教室で講師をお願いしている、北川チハル先生の幼年童話。
ゆいは、となりの席にすわる、しろうくんに、えんぴつをいつも貸している。
しろうくんのふでばこが、ひらいた瞬間、白い雲が浮かんでみえた。
じつは、しろうくんのふでばこには、秘密があり・・・。
表紙の男の子(しろうくん)が、手にもっているのが、ふでばこです。
ちょっとレトロなふでばこの中に、
低学年の男の子ならではのものを、隠し持っているのです。
主人公のゆいと、しろうくんの友情に、気持ちがあたたかくなる作品です。
最後のクライマックス、よかったわ〜。