絵本印刷の完全データ入稿に関して、情報を追記しました。
完全データとは、データに修正の必要がない完成された印刷可能な制作データのことです。
文字の間違いやデザインミスなどデザイン面での内容はデータチェックの対象とはなりません。
入稿データの不備によるトラブルは、制作される方の自己責任が原則です。
データ入稿をいただいた時に、当店で行う、必須のデータチェック内容は以下の5項目です。
当店が行う必須チェック項目
□文字(フォント)はアウトライン済みか
□注文サイズで作成されているか
□データが破損していないか
□色がCMKYで作成されているか
□リンク画像やデータが全てそろっているか
を確認します。
- 当店の指定の方法以外でデータ作成されて印刷エラーがでた場合は、お客様責任となります。
- 当店が行う必須チェック項目以外のデータエラーに関しては、当店では責任がおえません。
出力見本を入稿時に送ってもらうのですが、
これは、製本時にページ順を確認するためのもので、
データを校正するためのものではございません。
校正作業が必要でしたら、色校正出力をご注文お願いします。
上記の「必須チェック項目」以外でのデータエラーは、
- 画像を埋め込み配置にしている
- 画像が正しくレイアウトされていない
- 不要レイヤーが残っている
- 画像の透明背景が当店推奨以外の方法で作成されている
- 文字の入力ミス
- 画像が推奨保存形式(JPG形式で入稿)以外で入稿されているなどがあります。
一見、データをみただけでは間違っているのかどうかの判断がつきません。
出力見本とつきあわせて確認して欲しいと言われるのですが、
それは、「校正」作業になります。
校正費用は、印刷費用に含まれていません。
完全データ入稿のメリットは、今まで印刷担当がおこなっていた、
「正しくデータをつくる作業」をお客様自身で行うため安く印刷できるのです。
当店での作業が追加される度に、費用負担が発生してまいります。
入稿前には、間違いがないように
「データの作り方確認」
「文字の入力確認」
「配置画像の場所確認」
「色の確認」
をしていただきますようお願いします。