『まもってあげたい! 運命の相手は鬼男子!?』宮下恵茉・作 たま・絵
絵本教室みてみてクラスで講師担当の宮下恵茉先生の
新刊の紹介です。
山村留学をしている主人公・智絵里は、ぐうぜんに、祠にとじこめられていた
鬼の封印を解いてしまった。
鬼の大猛丸と一緒に暮らし、一緒の学校に通うことにはなるが、
はたして、大猛丸は、おそろしい鬼なのか・・・。
鬼退治の末裔や、智絵里の不思議など、まだまだ秘密がいっぱいで
これからどうなるのか気になるわ〜。
宮下恵茉さんは、大阪の茨木市出身。
茨木にはいばらき童子がゆるキャラとして、あちこちにいます。
いばらき童子は、ツノやキバがあることで、親に捨てられてしまいます。
外見が違うだけで、捨ててしまうなんて、ひどい親だな。
いつか、鬼が出てくるお話しを書きたいと温めてらしたそうです。
奈良の下北山村の修験者のための宿をされている、
五鬼さんは、鬼の末裔と言われています。
「鬼と呼ばれていた人たちって、昔はいたんだな。
鬼が、修験者の宿って、何故?」とは疑問に思ったけれど
そこからは深くは考えなかった。
いろいろな事柄が創作のヒントとなりますね。
続きが楽しみな作品です。