『てんこうせいは おはなしやさん』北川チハル・作 武田美穂・絵(金の星社)

はじめ〜るクラスの講師・北川チハル先生の新刊のご紹介をします。
小学校1・2年生向けの幼年童話です。

転校生のゆうやくんは「おはなしやさんをひらきます!」と言って
クラスメイトをさそいます。

「おはなしやさんってなに?」
ひっこみじあんのみおちゃんは、おはなしやさんに
行きたいけれど、どうしたらいいのかわかりません。

二人でおはなしを考えていきながら、ゆうやくんとみおちゃんは
自分でつくるおもしろさと、いっしょに話すことで
元気になっていくことに気がつきます。

 

思えば、児童文学を専攻していた私は、
空想・妄想のお話しをつくるのが大好きな友だちばかりで、
お話しづくりを否定的に捉えられることはありませんでした。

物語だけでなく、
何かをつくることの面白さや大切さ自由さ
「想像・創造の力」を信じている友人に囲まれて
幸せな時代を過ごせていたんだなと、今更ながら考えています。

創作をはじめたばかりの大人の方にも読んでもらいたい作品です。

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