『おばあちゃんのあかね色』
楠章子・作 あわい・絵(佼成出版社)
3〜4年生向けの児童書
楠章子先生の新刊のご紹介です。
大好きなおばあちゃんが引っ越してくることになりました。
でも、なんだか様子がおかしい。
おばあちゃんの認知症と家族が寄り添って行くお話です。
今までとは違う、
おばあちゃんへの戸惑いとともに
認知症について小学生でも理解できるようにも
書かれてあり
しだいに、
主人公の杏ちゃんのアイデアで
おばあちゃんへ寄り添って行きます。
身近な家族の変化に戸惑うこともあるけれど
病気を理解できれば、子どもでもできることが
ありますよね。
デイサービスでの様子なども書かれてあり
全てを家族でするのではなく
いろいろな協力体制についても書いてあるのも
よいです。