8期ふかめ〜るクラス4回目が終了しました。
ふかめ〜る4回目の物語創作クラスでは、
作品を提出するか、プレゼンをしてもらうことにしています。
プレゼンをしてくれたHさんの「版画について」は、
たいへん勉強になった。
Hさん自身も木版画をされている。
小学校時代にやったことのある木版画、ニードルスクラッチ以外に、
銅版画や石版画があるというのは、なんとなく
わかっていても、仕組みはよくわからず。
今回、丁寧に、さまざまな版画の仕組みを説明していただいた。
版画といっても技法をかえれば、
さまざまな表現方法があり、奥深い技法だなと感じた。
しかも、たいへん貴重な、作家さんの版画作品もたくさん
用意してくれて、角度を変えて、版画を眺めてみると
版のズレ具合や、色の重ね順がみえてきて奥行きが面白い。
いいものを見せてもらいました。
最近は、デジタル入稿することが多く、
忘れてしまっているが、究極にいえば、印刷も版画の一種ですよね。
細かい点々を、4色かさねて印刷すれば、カラー印刷になるのですから。
絵本のようにカラー印刷をするお仕事の場合は、
版画について知っていて損はないと思う。