第9回あたらしい創作絵本大賞に応募いただきありがとうございます。

下読みの審査結果をお知らせします。

一次通過29作品。

○今年の傾向
教訓的だったり、お説教調のお話しが多かったように思います。
子どもであっても、絵本を読むのは、心が癒されたかったり
楽しむために読みます。
教訓話や説教話では、読者は楽しめません。

大人向け作品も多かったです。
当コンテストは、子ども向けの作品を求めています。

絵本は、大人も子どもも楽しめるものですが、
子どもが楽しめてこそ、大人も一緒に楽しめるものです。

だからといって、子どもっぽくするのではなく、
子どもの視点、気持ちによりそった作品を求めています。

○二次創作?
昔話、民話や神話、古典作品のモチーフをネタにして
創作している作品もちらほらありました。
そういった作品は、作者のオリジナリティに欠けるため
コンテスト提出には不向きです。
オリジナル作品をお待ちしています。

○ワークショップ
昨年、大賞がでなかったこともあり、
審査員の宮下恵茉先生にお願いして、
希望者を対象に、作品合評ワークショップを開催しました。

ワークショップに参加した方々の作品も届きました。

作品評をうけて、大幅に書き直した方。
言われたことを、そのまま書き直した方。
全く違う作品を書いて提出した方。

それぞれでした。

ただ、書き直すことで、ぐっと完成度はあがっているので
ワークショップは、ムダではなかったと思います。

○通過作品
「タマネくん」
「みんなだいすきタマゴトリオ」
「はるおこし」
「けいさんたいけつ」
「でた!!バス」
「こヤギのプレゼント」
「ぼくは いいたい」
「みつからないように みつからないように」
「だいこんかあちゃん」
「おかしなおばけ」
「ベゼリとひみつのおつかい」
「じゅもんを おもいだしたママ」
「にっぽんさいこのおんせん」
「4つ葉のクローバー」
「うさぎのもりのまっくろけ」
「いそいでたすけて!」
「ねぇママ、しってる?」
「ほしぞらのきょうりゅうたち」
「オシリ島のあるいちにち」
「おもちのよまつり」
「てのりメモリー」
「ゆめカラさめたら」
「もしかしておばけ?」
「ビッキーとヘンリー」
「ねむれない夜に」
「こまちゃんのすきなもの」
「やまくんのおさんぽ」
「王さまはハゲ」
「れいぞうこのなかにすむ なかよくなった じゃがいものはなし」

○一次審査での評価がよかった作品
「ほしぞらのきょうりゅうたち」
「みんなだいすきタマゴトリオ」
「じゅもんを おもいだしたママ」
「でた!!バス」
「ほしぞらのきょうりゅうたち」は、とてもよくまとまっていて、考えられた作品。
「みんなだいすきタマゴトリオ」たまごのケンカがおもしろく、読んでいて「そうきたか」と思える展開がユニーク。
「じゅもんを おもいだしたママ」絵がかわいく、ユーモアがある。呪文の物語なので、子どもの共感が得られるかがポイント。
「でた!!バス」は、全体のバランスはいい。ただ、似たようなバスの絵本が出版されていないかどうかチェックの必要がありそう。

その他
「けいさんたいけつ」発想はユニーク。肝心の対決描写が物足りなく残念。
「だいこんかあちゃん」あわてて出した感があり、練り不足が残念。
「ねえ、ママしってる?」よいストーリー。絵の展開が単調になりがちなので、色や構成に工夫があれば。
「ビッキーとヘンリー」昔話風で、少しもったいなかった。

一次審査で評価が高くても、
最終審査では、全く評価にならない作品もありますし
その逆もあります。

最終審査は、3月に行います。

結果がわかりしだい、このブログでも紹介しますので、

お楽しみに。

[第9回あたらしい創作絵本大賞 表彰式&合評会]

審査員 みやざきひろかず、宮下恵茉、香曽我部秀幸が出席します。

●日程 4月15日(日)
●時間 14:00〜(予定)

表彰式と作品合評

●会場:グランフロント大阪・北館 2階
ナレッジキャピタル アクティブスタジオ(ザ・ラボ)
(JR大阪駅、地下鉄梅田駅、阪急・阪神梅田駅下車)

●参加費:無料(事前の申し込みは不要です)